【押し目買い・戻り売りを極めよう!】フィボナッチとは

トレード上達講座
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今回は「フィボナッチ」について解説していきます。

トレンドに対しての押し目ポイントや戻り売りポイントを予測する際に

使えるツールだと思っています。

もちろん、利確や損切りとあらゆる場面で活用できますので、

しっかり覚えておきましょう!

フィボナッチとは?


「フィボナッチ」一度は聞いたことありませんか?

特に「フィボナッチ数列」が有名ですね。

フィボナッチ

フィボナッチとは中世で最も才能があったと評価されるイタリアの数学者

レオナルド=フィボナッチの名前です。



フィボナッチ数列とは、、

 
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、……
 


「前の2項を足したら、次の項になっている」

この数列の特徴として、隣り合った数字の比率が黄金比と言われる

「1:1.618」にどんどん近づいていくということが挙げられます。


自然界でも多くみられる事でも有名で、

植物の花びらの数や貝殻のらせん模様で使われているとこの数列が当てはまります。

また、黄金比はピラミッドやモナリザ、パルテノン神殿

など建造物・芸術作品にも使われていますね。

図.1 パルテノン神殿


そんなフィボナッチ数列ですが、

人間心理などにおいて目安になる特殊な数字であり、

株や為替のチャートで意識されると言われています。

フィボナッチ用いた手法はいくつかありますが、今回は最も有名かつ分かりやすい

「フィボナッチ・リトレースメント」を紹介します。

フィボナッチリトレースメントとは


フィボナッチリトレースメントの

リトレースメント→「引き返す、後戻りする」なんて意味があります。

フィボナッチ+リトレースメント

フィボナッチ数列を利用した押し目買いと戻り売りを想定する時に使えます。

使い方

実際のチャートに当てはめてみましょう。

こちらは ユロルです(EUR/USD)の週足です。

通貨量の一番多い通貨ですね。

図.2 EURUSD週足チャート

ランダムで動いているように見えますが、どうでしょうか?

フィボナッチリトレースメントを当ててみましょう。

図.3 EURUSD週足チャート(フィボ有り)

ちょうど色が分かれている付近で反発していますね。

大きいトレンド発生後、戻り売りや押し目外のポイントが予想できそうですね。

ポイントは38.2% 50% 61.8%の3つ!

続いて、フィボナッチ数列には主要な比率があります。

23.6%

38.2%

50.0%

61.8%

76.4%

100%

目安は?


使いやすい目安は3つ

38.2%

強いトレンド形成後38.2%までしか戻らなければ、強いトレンドと判断できます。

先ほどのユロルでも38.2%付近まで上昇したものの、

売り圧が強く再度下降しましたね。

50.0%

半戻しパターンです。

新規参入組が増えてくる気になるポイントですが、私の場合は様子見る事が多いです。

61.8%

38.2%の場合と対象でトレンド形成後、61.8%まで戻れば弱いトレンドだと判断します。

61.8%以上戻るのであれば100%まで戻る可能性があり、

損切りとしても使えますね。


ポン円60mに当てはめてみよう

先ほどのユロルは長期足でしたが、

60mなどの短期足でも活用する事ができます。

直近ポンド円(60m)にも当てはめてみます。

図.4 ポン円60mチャート

上図の様に明確に反転しているポイントにピンクの丸を付けてみました。

さらにフィボナッチリトレースメントを当ててみます。

図.5 ポン円60mチャート(フィボ有り)


少し見辛いので色を付けました。

図.6 ポン円60mチャート(フィボ有りカラー付き)

38.2%のラインで反発して下降しています。

強い下降トレンドみたいです。

図.7 ポン円60mチャート(フィボスッキリ版カラー付き)

ぼくの場合、61.8%、50.0%、38.2%を特に注目してるので、

フィボ自体スッキリさせてみました。

トレンド強弱の判断もできますし、一つの目安になる事が分かりましたね。


フィボナッチだけは危険!併用して使おう

但し、

フィボナッチだけを信用するのは危険です。

トレードする上で根拠が多ければ多いほど勝率が上がります。

フィボナッチは便利でありますが、過信しすぎずに、

他のテクニカルと併用する事をオススメします。

特にトレンドの強弱が分かりやすいオシレーター系のインジなどがオススメです。

ぼくの場合はRCIを使っていますが、RSIなども良いかもしれません。

いろいろ試してご自身のしっくりくるものを見つけましょう!


Tash

 

 

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