【反転系プライスアクション】ピンバー、ツーバーリバーサル

トレード上達講座
トレード上達講座 プライスアクション 反転のサイン
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今回はプライスアクションについてです。

その中でもピンバーツーバーリバーサルをテーマとして扱います。

どちらも反転パターンとして使う事ができます。

ローソク足そのものに注目してトレードしていますが、

特に4時間足以上の長期足の動きに注目しています。


プライスアクション


「プライスアクション」の言葉に馴染みはあるでしょうか。

プライスアクションとは



一言でいうと「値動き」のことです。


欧米の投資家の間で広く普及されているテクニカル分析です。

ローソク足1本ずつに注目していき、売買の判断を行うシンプルな手法です。


書店やネット上ではインジケーターでの手法紹介が主流ですね。

インジケーターの場合、限られたエントリーポイントの紹介ですが、

プライスアクションの場合、ローソク足全てで分析ができ、

チャートを読み解く点では非常に大切な知識となります。


これを機に知識として身につけておきましょう。



プライスアクションとは


値動きそのものの事。
→Price(価格)+Action(動き)



ローソク足の仕組み



ここで、ローソク足形成を確認しましょう。

既にご存知ではあると思いますが、再確認しましょう。



図.1 陽線と陰線



現在の価格に至るまでにいろんな動きがありますね。

それらの情報をまとめたのがローソク足です。

ローソク足1本1本にもドラマがあるのです。


さらに細かく何が起きたのか分析するには、

長期足 → 短期足に落とし込み順番にどんな事が起きたのか知る事ができます。

ぼくの場合、

「日足 → 4H → 60m → 15m → 5m」の順でみています。


プライスアクションの例



プライスアクションにはたくさんの種類がありますので、、

覚えていると便利なプライスアクションの例を書きました。


是非、参考にしてみてください!

図.2 プライスアクション例



今回は初心者にも使いやすい

ピンバーツーバーリバーの2つを紹介します。左上の紫で囲まれている2つです。


ツーバーリバーもピンバーの考え方の延長だと思っているので

せめてピンバーだけでも押さえておきたいですね。


ピンバー(pinbar)




前述の通り、ピンバーの知識を習得するだけでトレードの質が全然違います。

相場の転換点を事前に予測できるようになると思います。

ピンバーとは



ピンバーは「針の様な棒」とう意味があり、チャートでも度々登場します。

ピンバーとは


特徴はヒゲが非常に長く、逆に実態部分が短いローソク足の事。
明確な定義はないが、実態部分の3倍以上ヒゲになっていると言われます。



このような形をしています。

図.3 ピンバー



ピンバーの上ヒゲ、下ヒゲは投資家の注目を浴びやすいです。

トレンドラインが交差しているポイントだったり、過去の重要な高値や安値が

位置する価格帯と重なっていたりする事が多いです。

このピンバーの中では激しい売りと買いの攻防戦が起きています。

ローソク足の時間内でロングかショートのどちらかの勢力が勝ったものの、

結局押し戻されて負けてしまったことを示しています。


図.4 ピンバー仕組み


たまに、

ピンバーが出現したら反転のサインだからエントリー!


と紹介される事があります。

これは間違いではないですが、やや安易な気がします。

ピンバーが出現する意味は、、

極端な圧力がかかった事を意味するので、

重要な価格やトレンドライン、水平線などみんなが意識しているポイントに到達

した可能性が高く、どこに圧力がかかっているのか探す事が大切です。

少しわかりづらいのでこのあと事例を載せています。


ポイント


・ピンバーが出現したら何に注目されているのか確認!
 ex)過去何度も反発している水平線がある
 ex)意識されたトレンドラインがある などなど


その前にこちらの記事も合わせてチェックしておくと理解が深まります。


是非合わせて読んでみてください🙃

ピンバー事例 ドル円


一つ目の事例紹介です。

こちらはドル円の4時間足チャートです。

図.5 ドル円4Hチャート



陰線のピンバーが形成されています。(青丸箇所です)

その後ストンと下降した事からも売り圧力の強さが伺えます。

補助線を加えるとこうなります。

図.6 ドル円4Hメモ付き



緑の上昇チャネル内を推移していた事がわかります。

過去に何度もチャネル上端付近で反発していて、

赤色部分に強い売り圧力があると推測できますね。


その後チャネルの半分まで下降して再び上昇していますが、

もう一度チャネルの上端で押し返されていますね。

この様にヒゲが集中している箇所には何かしらの圧力がある事がわかりますね。

ピンバー事例 ポン円


こちらはきれいなピンバーが現れていたわけではないですが、

上ヒゲのローソク足が何本か確認でき、売り圧力を推測できたパターンです。

是非、参考にしてみてください。

図.7 ポン円4Hチャート


青丸で囲った箇所に上ヒゲが数本確認できます。

こちらを長期足の日足でも見てみましょう。


日足においても上ヒゲが確認でき、売り圧力を感じますね。

図.8 ポン円日足


後述するツーバーリバーもどきでもあり、見事に反転しています。

先ほどと同様にこちらも補助線を引いてみます。

図.9 ポン円日足メモ付き


すると、紫色のトレンドラインで反発しながら下降していた事がわかります。

直近では、緑色の上昇チャネル内で上下している事がわかります。

この様にピンバーおよび目立つヒゲが確認できたらすぐ飛び乗るのではなく、

何に反応して圧がかかっているのか確認するようにしましょう。

ツーバーリバーサル(2Bリバーサル)


続いて、ツーバーリバーサルの紹介です。

まずは形を確認しましょう。

2B(ツーバー)リバーサル


「これ」と書いた手で示した部分がツーバーリバーサルです。


似た様な長さの陽線と陰線が隣り合う事が特徴です。

こちらもピンバー同様に反転する事が多いです。

2本のローソク足に渡り買いと売りの攻防がみて取れますね。

2B(ツーバー)リバーサルはピンバーの延長


このツーバーリバーサルですが、

ピンバーの延長なのです。


もう一度先ほどのツーバーリバーサルをみましょう。


仮にこのローソク足が60m足だとします。

120m足のチャートにすると下記の通りになります。

120m(2時間足)はあまり使わないですが、説明の為だとご認識お願いします。



見覚えありますよね?

そうです。ピンバーになるんです。

以上からも異なる時間足を確認する重要性に気づいていただけたら幸いです。

まとめ


いかがでしたでしょうか?

今回はプライスアクションの中でも

超重要なピンバー、2Bリバーサルの解説をしました。

プライスアクションはチャートをみるために必須知識だと思います。


是非、ご自身のトレードでも活用してみてください。

まとめ


・すぐエントリーするのではなく、圧力のかかっている部分を見つけ出す
・過信はNG!他のインジなどと併用を推奨


それでは!また✋

Tash

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